NT倍率が15倍。この先どうなる?
投資のお話。
NT倍率の推移から投資のヒントを探ります。
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ありがとうございます。
お金と人生の流れを変える、
ファイナンシャルセラピストの
薬師川です。
アメリカの株価が最高値を更新し、
日本の株価も高値更新。
色々と気になることが出てきました。
・銅価格と株価の連動
・長期金利と株価の行方
・NT倍率
などなど
今回はNT倍率から、
今後の投資のヒントを探りたいと思います。
SBI証券、NT倍率チャート↓
NT倍率や各種チャート↓
【NT倍率とは】
NとTは頭文字です。(Dではありません)
Nは日経平均株価、Tはトピックスです。
日経平均株価(N)をトピックス(T)で割ったもの、
それがNT倍率です。
日経平均株価 / トピックス = NT倍率
1980年以降のNT倍率は、
概ね10~14倍で推移してきました。
【NT倍率で何がわかるか】
NT倍率が高くなってくると、
海外の株価が堅調であること、
日本の株価も堅調であることがわかります。
なぜそうなるかを考えるには、NT倍率の構成要素を
もう一度考える必要があります。
【日経平均株価とは】
Nは日経平均株価でしたね。
225銘柄の単純平均株価です。
225銘柄、これって実は少ないのです。
日経平均株価の特徴としては、
・銘柄数が少ない
・値嵩株に強く影響される
・輸出関連株が多い
・電気機器の構成比が高い
・銀行業の構成比率が低い
・大型グロース株ポートフォリオ
銘柄数が少なく、値嵩株の値動きに強く影響されます。
日経平均株価の構成比率上位には、
【トピックス】
Tはトピックスです。
東証1部に上場しているすべての銘柄の、
時価総額の加重平均です。
(2020年11月16日時点:2,176銘柄)
東証1部全体を広く反映していると言えます。
トピックスの特徴は、
・東証1部全体を表している
・時価総額に強く影響される
・内需が多い
・電気機器の構成比率が高い
・銀行業の構成比率も高い
トピックスの構成比率上位には、
三井住友フィナンシャルグループなどが入っています。
日経平均株価とトピックスの特徴を踏まえたうえで、
NT倍率についてまとめます。
NT倍率が上がっているとすると、
トピックスよりも日経平均株価が上がっていることになります。
【今後の投資のヒント】
NT倍率から今後の投資のヒントを考えてみます。
NT倍率はこれまで10~14倍で推移してきました。
これはあくまでも過去です。
未来ではありません。
ですので、どうなるかはわかりません。
今後もNT倍率が上がる展開を考えてみます。
日経平均株価がトピックスよりも強いはずです。
つまり、値嵩株や輸出関連株が買われる展開。
グロース株優位の相場。
世界で進んでいるデジタルトランスフォーメーション、
これが今後も進展していくなら、
日経平均株価が強い展開が予想できます。
一方で、NT倍率が上がらない展開はどうでしょうか。
トピックスが強い状況。
割安株などにお金が循環しているかもしれません。
商社、銀行、鉱業などでしょうか。
NT倍率を見ておくと、お金の循環が見えるかもしれません。
投資は自己責任です。
参考になれば幸いです。
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