バフェットさん日本株を買う
いつもお越し頂きありがとうございます。
お金のブロックを外すFP、薬師川です。
今日は、アメリカの富豪、ウォーレンバフェット率いるバークシャーが日本の商社株を買った話。
バークシャーは、アメリカの銀行株を売り、初めて日本の株を買いました。カナダの会社の株も買ったと報じられてましたね。
サラっと書くと短い文章ですが、けっこう衝撃です。
これまでアメリカ株一辺倒だったバフェットが、なんでまた急に日本株?しかも商社?
たしか、バークシャーは6,000億程の債券を発行してます。簡単に言うと借金です。
一方、買い付けた日本の商社株の配当利回りは約5%。
これって、サヤ取りですよね。2%ぐらいの金利で借金して、5%の配当をもらえば、3%は何もしなくても利益です。しかも万年割安株の商社ですから、値上がり余地は理論上ある。
アメリカには商社はありません。だから、商社を理解し、株を買ってくれる外国人投資家は少ないです。
私が新人証券マンの頃、商社は日本を小さくまとめたらこうなる会社と教えられました。つまり、なんでも屋さん。バフェットにとっても、尖った事業を持たない商社は、謎が多いに違いないでしょう。だからこそ、商社を大きいもん順で上から5社買ったのではないでしょうか。
バフェットさんの行動を考えると、色々考えられておもしろいです。
まとめてみると、アメリカの低金利が長引くこと、アメリカの株には割安なものが残っていないことを示しているかもしれません。
アメリカドルはまだ安くなりそうです。
今日も9時からカウンセリングです。