【投資】2019/11/11のNY市場振り返り
2019/11/11の相場振り返り
<為替>
ドルが幅広い通貨に対して下落。
トランプ米大統領の米中通商協議に関する発言が背景。
トランプ氏は9日、中国との通商協議は「とてもうまく」進んでいると述べる一方、米国にとって適切な内容である場合しか合意を受け入れないという考えを示した。また、協議は望んでいたよりもゆっくりとしたペースで進んできたとし、米国よりも中国側の方が合意を望んでいると指摘。さらに、関税撤廃に関して誤った報道があると述べた。
【英国】
第3・四半期(7ー9月)の国内総生産(GDP)の前年比伸びはプラス1.0%にとどまり、2010年第1・四半期以降で最低。
景気後退(リセッション)を示す2期連続のマイナス成長は逃れた。
<債券>
ベテランズデーのため休場。
<株式>
S&P500とナスダックが下落。
トランプ米大統領の発言を受け、米中通商協議を巡る懸念が再燃した。ダウ30は、ほぼ変わらず。ボーイング株(BA.N)が上昇。
主要株価3指数は前週末8日にそろって最高値を更新していた。
<金先物>
3営業日続落。
12月物の清算値は前週末比5.80ドル(0.40%)安の1オンス=1457.10ドルと、中心限月ベースで8月1日以来約3カ月半ぶりの安値。
米中貿易協議の行方をめぐり不透明感が広がる中、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値は前週末比0.38ドル(0.66%)安の1バレル=56.86ドルだった。1月物は0.36ドル安の56.90ドル。